湿気の調整・脱臭効果・有害物質を防ぐ
今、一番オススメの「室内タイル」です。
エコカラットは、日本の住宅の伝統的な工法である「土壁」をヒントに、住宅設備メーカーLIXILが開発した、室内空間の調湿効果や脱臭効果を持つ室内タイルです。
微細な孔(あな)を持つ特殊なセラミック素材を使用しているため、湿気やにおいを吸収する効果があります。

エコカラットの4つの特徴
上品で洗練されたデザインだけでなく「内装壁機能建材」として、快適な住まいに欠かせない特徴があります。


湿度の調整
「湿気が多ければ吸収し、乾燥しているときは湿気を放出する」という優れた調湿性能を持っています。
その効果は珪藻土の約6倍、調湿壁紙の25倍以上もあり、結露を抑えカビやダニの繁殖を抑制することも期待できます。


優れた脱臭効果
トイレ、玄関、生ゴミ、ペットなどの人が不快と感じるニオイの原因となる成分を吸着します。
珪藻土や壁紙より短時間ですっきり脱臭し、複数のにおいの成分が混ざった「複合臭」にも効果を発揮します。


有害物質の吸着・低減
高濃度になると、めまい・倦怠感などを起こすと言われているホルムアルデヒドやトルエンなど、空気中に漂うそれらの有害物質をエコカラットは吸着し、低減します。
空気環境の影響を受けやすい、体の小さな子どもの健康を守ります。


お手入れが簡単
エコカラットプラスという商品にアップグレードすることで、調湿タイルであるにもかかわらず水を吸収しにくいので、雑巾などを使った水拭き掃除が可能です。
水はねを気にせず使えるので、水まわりにも採用できます。
泥よごれ、皮脂よごれ、コーヒー染み、たばこのヤニなどの頑固なよごれは洗剤を使えばきれいに落とせます。
導入時の注意点

少ない面積では効果を発揮しにくい
エコカラットの効果を十分に発揮する目安として、効果を発揮したい空間の床面積の1/4以上の壁面積に施工することが推奨されています。
例えば、リビング12畳なら、4㎡以上のエコカラットが必要となります。
これよりも少ない面積で施工した場合は、期待する効果を得られないかもしれません。
臭いに関しては、床面積の4分の1より少ない面積でも、効果を感じられることがあります。

衝撃に弱い
エコカラットは瀬戸物やガラスのコップと同じ焼き物であり、硬いわりには、もろいという性質があるため、何か金属や硬いプラスチックがぶつかったりすることで、割れたり欠けたりすることがあります。
多少のキズであれば専用の補修材で目立たなくすることができますが、掃除機がぶつかる下部などは欠けやすく、エコカラットを張る場合には、幅木の上(壁と床の境目)から張ることがオススメです。

画びょうや釘を打つことができない
エコカラットは焼き物素材であるため、押しピンでポスターを貼ったり、フックを取り付けたりすることはできません。
例えば、部屋の壁全面をエコカラットにしてしまうと、時計や絵画などを何も付けることができなくなってしまいます。

簡単には剥がせない
材質は何ですか?
「多孔質セラミックス」です。
微細な孔を持つ原料をタイル状に焼いてインテリアで使用できるようにしたものです。この微細な1ナノメートル(1mmの百万分の1)の孔に空気中の湿気が入ったり出たりすることで、湿気を吸収したり放出したりして湿度を変化させる働きをしていると考えられています。
どんなお部屋に使えますか?
リビングや寝室、お子さまのお部屋、洗面、玄関、トイレにおすすめです。
日常生活の中心であるリビングや寝室、お子さまのお部屋、洗面、玄関、トイレにおすすめです。インテリア性はもちろん、居室では生活臭や結露の低減、また、お客さまをお迎えする玄関や湿気やニオイがこもりがちなトイレなどに向いています。
公的認定や特許はありますか?
次のような認定や登録を取得しています。
「調湿建材」
一般社団法人日本建材・住宅設備産業協会より登録を取得しています。
「室内空気中の揮発性有機化合物低減技術(建材)」
ホルムアルデヒドの低減効果について
(一財)日本建築センターより審査証明を取得しています。
「特許第3368278号」
エコカラットプラスは通産省工業技術院名古屋工業技術研究所
(産業技術総合研究所中部センター)共同研究商品です。
エコカラットプラスにキズがついたら?
ちょっとしたキズは、専用コーキング材兼補修材「カラットコーク」や市販のタッチペンを用いて目立たなくすることができます。
気になるキズの場合は、張替えをご相談ください。
どのくらい使えばよいのですか?
居室(12畳)なら4㎡以上、トイレなら1㎡以上をおすすめします。